2015年4月27日月曜日

【コラム】宿泊場所って悩みません? どんなタイプのホテルがいいのか分析する

旅に出ると、多くの人が利用する場所、それがホテル。
頭を悩ませたわりに、行ってガックリということも。
これを解決するには、利用目的をはっきりさせること。
この記事では、ホテル・宿泊形態をタイプ別に分けて、
どんなタイプの宿を選ぶと、満足につながるかを書いてみる。


ホテルの部屋


旅なんて趣味なので、好きなところに泊まればいい。
といってしまうと、身も蓋もないが、本質はそのとおり。
だが、同じホテルにリピートするのでもなければ、計画のたびにかなり頭を悩ませるもの。

今はホテル予約サイトなんかもあって、漫然と選んでもホテルは見つかる。
でも、どんな宿に泊まりたいのか、きちんとイメージしてから検索すると、
満足度が高まることは間違いなし。

といっても、どうイメージすればいいのか?

イメージの仕方の参考例として、ホテルタイプのお勧めを考えてみよう。

シティホテル

異論はあるだろうが、高級ホテルとほとんど意味は同じと定義。

シティホテル中庭

このタイプに泊まる場合、ホテルそのものを満喫すべし。
駅からも歩くのではなく、タクシー等使うべきだし、
レストランも外で安いところを探すのではなく、ホテル内で。
ルームサービスを使うのもいい。
バーで夜景を楽しむのもいいし、大きなバスにゆったり浸かるのもいいだろう。

観光なんかしない勢いで、ホテル内の非日常を味わうべし

そう考えると、グループ・家族旅行には向かないかな。
個人・カップルにおすすめのタイプになりそうだ。

ビジネスホテル

このタイプが一番定義しにくい。
原義はともかく、競争が激しいので、サービスが多様化しているからだ。
まあ、都市部にある1万円以下のホテル、という定義で書いてみる。

基本的には寝るだけで、昼は観光に行くスタイルをとるといいのだが、
最近はサービスもどんどん向上している。
朝食もバイキングで、ご当地食材があったりもするし、
技術の進歩で掘削が容易になったせいか、温泉大浴場があるところも多い。

朝食バイキング

シティホテルとの垣根がどんどん下がっている印象だが、確実に違うことがひとつ。

いろんな場所の面積が狭い

部屋はもちろんのこと、温泉があってもサイズが小さめだったりする。
このあたりでコストを下げているので仕方ないのだが、
それさえOKならば、誰でも快適に泊まれるタイプだ。

民宿・ペンション

これもホテルと分けにくい場合もあるが、家族経営レベルの宿と定義しておこう。

設備はピンきり、民宿とペンションでは雰囲気も大違いなのだが、
ホテルとはっきり違うのは

従業員との距離が短い

ということにつきる。

それはつまり、相性問題が発生しやすいということ。
このせいで、ネットの口コミも当てになりにくい。
泊まってみないとわからないのだ。

リスクはあるが、相性が良かった場合、ホテルより安くて快適になるので、なかなかあなどれない。
口コミサイトより、ホームページの女将の写真を見て決めるのもいいかも。

ドミトリー

知らない人は知らないと思うが、相部屋形式の宿のこと。
ユースホステル、ゲストハウス、とほ宿、ライダーハウスなどいろいろ。
一泊1000~2000円くらいで泊まれるので、コストはすばらしい。

ただ、このタイプはさらに相性問題が発生しやすい。
民宿と違うのは、従業員だけでなく、他の宿泊客とも距離が近いことだ。
ゆえに、その日の泊り客で印象が大きく変わる。
口コミがさらに当てにならないタイプだ。

自分の資質も問われる(というほど大げさでもないが)。
マナーがない行動をとると、しっぺ返しを食らうし、
事前にドミトリーなりのマナーを調べてから行くべし。

基本的には“常識”があればいいのだが、
自分の常識は世間の非常識、という場合もある。

うまくいくと、泊り客同士で大宴会とかあったりするし、
良くも悪くも、ホテル泊よりインパクトがあるので、思い出にはなる。

キャンプ

コストは最安、といいたいところだが、人によって大きく違う。
テントもなく、軒下でシュラフ(寝袋)就寝という人から、
高級車移動、高級テントを使用して、
霜降り肉を炭焼きしている人までいる。

キャンプでバーベキュー

といっても、道具を買ってしまえば、
ホテルと比較すると格段に安いし、寝る場所もプライベートを確保できる。

隣のテントの人と一緒に酒を飲んだりすることもある。
かといって、ドミトリーのように強制的に顔を合わせるわけでもない。

自分で何もかもやらないといけないというのが、楽しみでもあり、欠点でもあるが、
テントはワンタッチ的なものもあるし、食事はレストランという手もあるので、
思ったほど手間というわけでもないようだ。

価格から手間まで、すべてが自分しだい、
という結論になるのだろうか。

結局、どのタイプに泊まるべきか?

今の日本はデフレから脱却してないし、収入もまだまだだ。
さらに、個人主義が普及して、
プライバシーを重視する人が主流。
せっかくの旅行であまりチープな思いはいやだろう。

となると、選ぶべきは二つではないかと思う。

ビジネスホテル
キャンプ

どちらも事前の準備によって、
コストパフォーマンスを高められるタイプ。

ビジネスホテルは情報収集によって、快適施設が多い場所を選べる。
キャンプは道具をいいものにすることにより、快適にプライバシーを保てる。

日本はなんだかんだといって安全な国。
安いホテルでも、犯罪が起こるわけでもないし、
キャンプしても、泥棒が出ることもまれだ。

ぜひ、これらのタイプの宿で旅を満喫してほしい。

写真素材利用元:無料写真素材 写真AC Twitter@AkitabiBlogをフォロー RSS FeedRSSフィード配信中 Emailメールはこちら

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