伊勢といえば何を思い浮かべるだろうか?
やはり、第一に来るのは伊勢神宮だろう。
古来から、一生に一度は参拝してみたいと人々が思っていた伊勢神宮。
きっと現代人にとっても、行く価値は十二分にあるはず。
そんな伊勢神宮と周辺を紹介する。
お伊勢参りといえば、なんとなくあこがれる人も多いのでは?
伊勢市がどこにあるのかわかってないのに、
伊勢神宮に行ってみたいと計画していた人すらいるくらいだ。
江戸時代には伊勢神宮参拝は“お伊勢参り”といって、大変な人気だったらしく、
徒歩で旅をしないといけないにも関わらず、数百万人も参拝者がいた年もあったとか。
現代だとしてもすごい人数なのに、あの時代ですよ?
それだけの魅力があったということになるわけだ。
伊勢神宮って日本で一番有名な神社かも?
伊勢神宮に予備知識なしに行って一番驚くのが、内宮正殿の新しさ、シンプルさではないだろうか?
神社というと、複雑壮麗な建物が普通だし、
田舎の小さい神社ですら、古い建造物感が漂っている。
伊勢神宮
しかし、伊勢神宮は違う。
意外と小さくて、新しく感じる正殿。
これは式年遷宮といって、20年ごとに作り変えられることになっているためで、
新しくても歴史の重みを感じられるはず。
そして、ある意味もっと驚くのは、参拝者の多さかも。
日本には、他にも大きな神社はたくさんあるけど、
やはりここが一番有名な神社なんだなあと感じさせる。
でも、そのせいでいろんなところを見るのが大変だけどw
伊勢神宮は外宮と内宮の二箇所に分かれていて、
少し距離もある。
ならわしとしては、外宮→内宮の順でお参りするものなんだけど、
忙しい日本人、好きなように見ていってもいいのでは?
日本の神様は心が広いので、敬意を忘れなければきっと大丈夫。
食べるにも買うにも遊ぶにも良し、おかげ横丁
内宮のまん前には大商店街が。といっても、普通の商店街ではなくて、
時代劇のセットに迷い込んだような建物が並んでいる。
おかげ横丁
これだけでも、行く価値ありなんだけど、
商店自体も楽しい。
伊勢土産といえば赤福だけど、
ここでは、座ってお茶とともに赤福を食べたりできる店もある。
お茶を買えば、缶にあふれるほど詰めてくれたり、
サービスもいい感じ。
面白いものも多いので、お金を使いすぎちゃうかも?
美味いのか、まずいのか? 伊勢うどん
日本には麺料理が山ほどあって、それぞれ特徴があるんだけど、伊勢うどんがインパクトでは一番かもしれない。
讃岐うどんなんかでも、香川に行って食べると、
『地元の讃岐うどん屋とはなんだったのか?』という衝撃がある。
しかし、それはあくまでも、麺の常識を極めた方向でのインパクト。
伊勢うどんには麺の常識を粉々に打ち破るインパクトがある。
そう、一時間も茹で続ける麺類が他にあるだろうか?
それだけ茹でても溶けたりせず、ちゃんとうどんの形を保っているのもすごい。
箸でも普通につまめるのだ。
さすがにコシはない。
柔らかもちもちの麺というのは言うなれば…?
なんだろう、伸びない餅、といったらいいのかなあ。
コシとかアルデンテとか、麺の評価は歯ざわりと連動するのが普通。
でも、伊勢うどんはその考え方で評価してはいけないと思う。
嫌いという人も多いが、好きな人は大好き。
それは、他にない食感を持つという証でもあるのだろうか。
蛇足かもしれないが、ツユ(というか、タレ)もいい。
しょうゆの色が濃いのに、塩辛くはなく、甘辛い感じ。
餅に砂糖醤油をつけて食べるのが好きなら、気に入るはず。
餅という形容をかなりしてしまったが、
餅とは結構ちがう食感なので、ぜひ食べてみて。
伊勢以外の観光をするなら、やはり定番の志摩
伊勢志摩と言うように、セットで語られることも多い志摩。距離も近いし、ホテルを探していたら、志摩に決まったりもする。
このあたりの海岸は複雑な構造なので、
牡蠣も名物だったりするし、海産物はやはりおいしい。
そして、こういう場所では、やはり岬と灯台しかないでしょう!
このあたりの海は難所として知られた場所で、
90年近くも前に灯台が建てられたそう。
船乗りには大変だけど、そういう場所は景色が最高になる。
大王崎灯台
今は技術の進歩で、灯台の必要がないんだけど、
今でも観光の目玉として残されている。
行けば誰でも思わず写真を撮りたくなるはず。
ということで、現代のお伊勢参りとは?
観光気分で行くのも良し。まじめに参拝するのも良し。
日本の神様は懐が深いです。
伊勢うどんを食べたい、でも良し。
伊勢えびの本場に、でも良し。
いろいろある伊勢は、現代にも充分通用する観光地である、ということかな。
てことで、今回はここまで。
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