2015年5月2日土曜日

【旅先紹介】幻の都市トンブクトゥを知っている人はいるだろうか? マリ共和国

マリ共和国。
たいていの日本人にとって、聞いたこともない国なのでは?
アフリカの国だとわかる人すら、少ないかも。
ところが、欧米の旅人にとって、この国は憧れの国らしい。
いったい、なぜなのだろうか…。


海外の紹介第一弾がマリ共和国。
なんだそりゃ、と言われそうだが、 これには深い訳が……あまりないw
ル・ブレというフランス映画があって、
これがまた、マイナーそうなコメディ映画なのだが、 かなり面白い。
フランスでは当時大ヒットしたそうだ。
その後半の舞台がマリ共和国。
まあ、その映画に、マリ共和国の深い描写はそれほどないのだが、
 雰囲気だけは伝わってきて、なんとなく行きたい国になってしまった。 

場所は西アフリカ。
チョコで有名な?ガーナとか、モーリタニアなんかが近くにある。
アルジェリアの南西という方がわかりやすいかな。 

現地の治安は、残念ながら良くない。
外務省海外安全情報によると、 


本情報は2015年05月02日現在有効です。
 ●北部3州(トゥンブクトゥ州、キダル州、ガオ州)、モプチ州、モーリタニア国境に隣接する乾燥地域(セグー州北部、クリコロ州北部、カイ州北部(カイ市周辺除く) :「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(継続)
●上記及び下記以外の地域  :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●クリコロ州南部のうち首都バマコ市、カティ市、クリコロ市及びそれらの周辺地域 :「渡航の是非を検討してください。」(継続)


 非常にヤバそう。
首都バマコあたりはまだしも、地方なんか今は行くべきじゃない感じ?

じゃあ、紹介するな! 

ごもっとも。
だがまあ、何年か後には落ち着いて……るといいのだが。 

今はアメリカの権威の低下なんかによって、民族主義が激化している時代。
米中関係とかも、アフリカにかなり影響してるようだし、
世界情勢が落ち着くまでは、行くのは厳しいかなあ?
政治ブログではないので、あまり書かないけど。 

マリ共和国の料理 

やはり、異国に旅したら、その国の料理を食べてみたいよね。
旨いか不味いかで、その国のイメージが決まってしまうくらいだし。

行けないのなら、日本で、と思うのだが、
日本にはマリ料理レストランはあまりないみたい。
さすがにちょっとマイナーすぎるということか。

 BAOBAB(京都)

この店くらいか。 
ならばと、マリ料理を紹介したページを探してみても…。
あんまりなかったりする。

ゴンボゴンボの世界旅
マリ共和国編:マリに来たら、やっぱり、マリ料理をたべなきゃ!其の2 (2012/2/17) 
マリ料理をどうぞ パート2
★WGT 第9フェーズ第11回(通算第109回)【マリ料理】案内 

最後のリンクの店も、マリ料理を出すレストランのよう。
上の情報をまとめると、マリ料理とはトマトとチリペッパーを使う煮込み料理と米。
後はフライドフィッシュ。
けっこう、旨そうだ。文化がいろいろあるので、地方色も豊かかも?
地域ごとのバリエーションがなさそうなので、口に合わなかったら大変かもしれない。

日本にほとんどレストランがないのは惜しいなあ。


マリ共和国の観光とは? 


世界遺産がいくつかあって、欧米では超有名らしい。
トンブクトゥ、ジェンネ、ドゴン族の村の3つが有名。
(というより、この3つだけ!?)

マリ共和国大使館
マリ共和国の旅

トンブクトゥはかつてマリ帝国やソンガイ帝国の時代には、
交易拠点として大繁栄していたらしい。
今は人は住んでいるものの、消滅の危機にあるとか。

昔々、大航海時代というゲームをしていて、トンブクトゥという町が出てきた気がする。
そんなわけで、未知への航海途上で出会う黄金都市みたいな、
漠然とした憧れを感じてしまう。
日本人でさえそうなんだから、欧州人に人気の観光地だというのはわかるなあ。

しかし、これらの観光資源はいろいろあって、今は崩壊気味なんだとか。
政情不安だと、観光資源にまわす金なんかあまりなさそうだよね。
そういう意味でも、やはり平和がいい。 

マリ共和国に行こう、とは言えないが… 

紹介を書いてみたものの、
正直今の情勢だと行くべきではないと思う。
やはり危険性が高めかな。
いくつかの旅行会社も、マリ共和国ツアーは募集停止しているようだし。 

とはいえ、いろいろな文化の交流点であるマリ共和国は、
旅先としてぜひ行ってみたい場所。
この地域がもっと平和になるのを願うばかりだ。


写真素材利用元
Wikimedia
GATAG|フリー画像・写真素材集 1.0 

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