2015年6月19日金曜日

【旅行記】ナポリ・シチリアの旅 その1~ナポリはそんなに危険なのか!? ターキッシュエアラインはおすすめか?

イタリアといえば、ローマやミラノ、ヴェネチアなど北側のほうが人気で、南イタリアは比較的旅行者が少ない印象がある。
しかし、行ってみると、南側は見どころいっぱいだし、魚介料理が豊富で旅をしていて実に楽しい。
今回から何回かに分けて、2013年の9月に行ったナポリとシチリアの旅の旅行記を書いてみることにした。

ターキッシュエアラインナポリ便



なぜに南イタリアなのか?

ナポリとシチリアに何故行ったか?
これは名高い観光地だからということに尽きる。

ナポリ見ずして死ぬことなかれ(意訳)
 vedi Napoli e poi mori (イタリアのことわざ)

という言葉は有名だったし、シチリアも遺跡等の見どころも多く、
何よりも海鮮料理が絶品ということで非常に惹かれる。
生ウニを食べるのは世界中でも日本人とシチリア人だけ、とか言われるらしい。
(実は、生ウニあんまり好きじゃないけどw)

一方、日本では南イタリアはマイナーかつ評判はイマイチ。
とにかく治安が悪くて、危険という印象が強いみたいで、
ローマ含む北イタリアへ行く人は多くても、南イタリアに行く人は少ない感じ。
といっても、西ヨーロッパ側だし、そこまでじゃないよね~と思って行ってみたわけだ。

南イタリアは安全か?

先にその辺の感想を言うと、はっきり言って何も問題はない。
スリとか日本よりもいろいろ注意する点が多いというのはもちろんあるけど、
それって結局のところ、ヨーロッパどこでも同じだからね。
道を歩いていて危険性を過度に感じることもないし、
観光地だとイタリア国家憲兵(イタリアではカラビニエリという軍警察が普通に街にいる)が
けっこう警戒していたりもするし、
普通に注意して旅していれば、一人旅だろうが自由旅行だろうが問題なし。
ナポリだからといって、他のヨーロッパ都市と比較して過度に恐れる必要はないと思う。

それから、英語が通じないという説もあるんだけど、ナポリ・シチリアともなんとかなる。
確かに、北欧みたいに道端のおばさんまで英語ペラペラということはないけど、
安宿やB&Bとかでも通じる人が一人くらいはいることが多い。
まあ、一人だけだと、その人がいない時間にどうするんだ、というのはある。
街角の商店とかは英語が通じない場合もあるけど、身振り手振りでなんとかなるしね。
まあ、言われるほどには不便はしない感じだと思う。

さて、目的地として考えても南イタリアは広い。
見どころも何箇所かに散らばっていて、全部回ると大変だ。
ということで、この旅ではナポリ周辺とシチリアに絞って回ることにした。
定番らしいアルベロベッロとかも興味はあるんだけど、
他から孤立していて、時間がかかりすぎるのでパス。

ラピートで関空へ

次に考えるのはナポリまでどうやって行くか?
広島発でいい便があればと思って調べたんだけれと、ちょっと今ひとつ。
フランクフルトとかパリ経由ローマ行きとか時間がかかってもったいない。
色々検討の結果、最初は考えもしていなかったターキッシュエアラインに乗ってみることに。
スターアライアンス加盟で、イスタンブール経由ナポリダイレクトインができるのだ。
ローマでなく、ナポリに飛ぶ便があるとは思ってもみなかったけど、
トルコと南イタリアは行き来がそれだけ多いんですかね~。

相変わらず、関空はアクセス悪いなぁ

しかし、そのせいで(って自分のせいだけど)関空発ということに。
関空はアクセスが悪いから嫌いなんだよね、なんて言ってられない。
普段あまり鉄道旅行をしないので、こういう旅も新鮮…と思うしかないな。

標準的には新大阪からはJRのはるかで向かうんだろうけど、
今回は南海電鉄の特急ラピートで行ってみることにした。
理由は時間があるので、大阪中心部を少しぶらついてみたいというだけ。
大きな書店で持って行く本を物色したり、名物タコ焼きを食べたりしたけど、割愛w

関空ショッピング

関空ではまだまだ時間もあるということで、中をぶらぶら。
といっても、もう買い物をする必要性もなんにもないし、時間を潰すためにラウンジに行ってみた。
クレジットカードで利用できるラウンジは何箇所かあるんだけど、今回はアネックス六甲というところに。
ビジネスクラスのラウンジとはぜんぜん違って、
特徴は飲み物が飲めるのと椅子が豪華なくらいなんだけど、やはりロビーで待つのに比べるとぜんぜん違う。
出発時間近くまでゆっくり過ごさせてもらいました。

アネックス六甲ラウンジ

ターキッシュエアラインに初搭乗してみたら

さて、ターキッシュエアライン。
どんなものかと乗ってみたけど、なかなか居心地は良い。
エコノミークラスなのにアメニティがもらえるっていうのも、最近としては珍しい感じだった。
最近はわりと当たり前とはいえ、個人用のエンターテイメント画面もしっかり付いている。
プログラムに関しては、日本語対応映画等が限られてはくるけど、
日系エアラインではないのでこのあたりは仕方ないね~。
メニュー画面なんかの処理速度がトロいのはどこのエアラインでも共通。
もう少し早いとより快適なんだけどね。

エコノミークラスのアメニティ

後から調べてみると、ターキッシュエアラインというのは各種エアラインランキングで
トップ10にしょっちゅう入っているような優良エアライン。
そりゃ居心地いいわけだ。
イスタンブール経由というのもヨーロッパの各都市へのアクセスが便利だし、
行先によっては、西ヨーロッパ系の航空会社よりむしろいいかも?

毎回何故か期待してしまう機内食は写真のような感じ。

機内食1

機内食2

ただし、特別食のシーフードミールを選んでいたので、普通の機内食の評価はできない。
シーフードミールは機内食としては普通に美味しかったと思う。
ターキッシュエアラインは普通の選択食が肉メインになりがちなので、
そういうのが苦手な人は特別食をあらかじめ頼んでおくのも手かも。
といいつつ、今回のフライトでは通常メニューでも魚の選択もあったのだが…。

私がよく選ぶ(ハズレが少ない)特別食は、
このシーフードミールかベジタリアンオリエンタルミールあたり。
アジア系なんかだと、インディアンベジタリアンミールがあるので、それもおすすめかな。

イスタンブール空港は初めてではなかった気がするが…


13時間ほどのフライトの後にイスタンブール到着。
乗り換え時間もそれほどないので、空港内で時間つぶしとなる。
いろいろうろついてみるが、どうも無料Wifiはないのかな。
発見できなかっただけかもしれないけど。
なぜか構内でSIMカードが売っているんだけど、フリーSIMの機器持ってないし…。

伸びるアイスの実演販売をやっているのが、イスタンブール空港らしかったかな。

フードコートの軽食屋さん

アイスは特に欲しくなかったので、他の食に目を向けてみる。
カフェやらレストランやら、さすがにたくさんあるが、
気楽に食べられるということでフードコートへ。
色々悩んだ挙句、トルコ料理はそれほど惹かれなかったので、
トルコ風かな~と思ったサンドイッチのようなものを食べてみる。
パンの形が変わっているけど、結局味は普通のサンドイッチでしたw

イスタンブール空港のサンドイッチ

このフードコートにはコンセントが付いている席があるので、
ネット回線を持っている人は、そこでいくらでも時間が潰せると思う。
今回の私には全く関係がないので、普通の席に座ってましたw

そんな感じで時間を潰した後、小型のジェット機に乗り換え、ナポリへ。

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