2015年6月5日金曜日

【コラム】旅に必須のアイテム、それはバッグ。それだけに種類は豊富で困ってしまう、を解決!?

旅で絶対に持って行くものは何だろうか?
服? チケット? お金?
まあ、それもそうだが、バッグを持って行かない人はいないだろう。
(風呂敷とか…あるか?w)
ということで、旅向きのバッグについて考察してみた。

古いバッグ二つPhotographer hineas H


バッグは形態も色々ながら、容量も様々。
この容量というのは、旅人の価値観で大きく変わる。

私が今までに見た中で、最大のバッグはアメリカ人のものだったが、
日本で想像する大型スーツケースの倍のサイズを持っていた。
小柄な女性なのにタフすぎると思ったなあ。
バス旅行だからなんとかなったのかな。

まあ、西洋人のバックパッカーは女性でも
巨大なのを背負っていたりするし、
持ちたい荷物が多めなんでしょうか?
旅行用品がいちいち巨大なのかもしれないけど…。

子供ととバックパックPhotographer keylime

逆に最小バッグ所持者は日本人。
小さな肩掛けノートパソコンケース一つだけで、
数ヶ月のバックパッカー(?)をしているとのこと。
バッグ中には本当にパソコンが入っているそうで、中身はいっぱいのはず。
そして、その人は若い女性!!

服の替えは? 下着は? と思いました。

ちなみに小綺麗な感じの娘だったんですよ。
今は何をしてるんでしょうかね~。

バッグの形態を集約してみる

容量の話ばかりしていても仕方ないので、本題。

こう言うときはバッグの分類から始めたい。

ハードキャリー
ソフトキャリー
バックパック
ボストンバッグ

大きく分けて、このくらいかなあ。
スーツケースは大容量ハードキャリーという扱い。
ビジネスバッグとか、トートバッグとかは、
小容量ボストンバッグと同じ使い勝手と見なそう。
とにかく、本記事では容量は語らない。

ハードキャリーバッグは日本人に大人気

日本人海外旅行者に大人気のタイプ。
海外ではカラフルハードキャリー持ちは、日本人の印と言われているらしい(?)
外装がっちりで、ロックもあり安心感は高い。

原理的には重いのだが、技術の進歩で軽量化もまあまあに。
カラフルだから、空港のターンテーブルで発見が容易かも。

開くと、だいたいのタイプは二つに分かれる荷室が
同サイズ(蓋と容器という形ではない)になっていて、
荷物を整理して入れやすい。
外装がハードのため、荷物の型くずれがしにくい。
とまあ、こんなにもいいところがある。

価格もデフレのせいか、量販店にて一万円くらいで普通に売ってる。
ちょっとおしゃれなのもあるし、これは流行るのがよくわかるなあ。
こだわる人にはサムソナイトとかリモワとかあるしね~。

意外な欠点としては、お土産なんかで荷物が増えたときに、
ハードケースなので詰め込めないという話も。
これは致命的な弱点かもよ?w

また、海外では日本人とみなされて、
置き引き等のターゲットになりやすい一面があるそうだし、
街でゴロゴロ引いてたら犯罪に巻き込まれやすいかも?
ハードキャリー使うなら、きっちりタクシー利用がおすすめかな。

どちらかというと、ツアー的なホテル旅に向いたバッグということだ。

旅行通はソフトキャリーバッグを使うという説も

最近は日本人もそこそこ使ってるソフトキャリー。
国内旅行では普通ですな。
海外旅行でもまあまあ見ると思う。

昔ながらのチャックだけで閉めるタイプから、
TSAロック(セキュリティチェックが厳しいアメリカであっても、施錠して航空会社に預けることができる鍵)
がついたタイプなんかもあり色々。
材質は様々だけと所詮は布。
ハードキャリーほど頑丈にはいかないね。

でも、その分軽い!
材料が違うんだから当然だけど。
軽さは機動性。旅先で楽だよ~。

色合い的にはシックな感じのが多い。
ブラック、ブラウン、ネイビーとかね。
外国人はソフトキャリーの人が割と多いように感じるな。
パイロットとかCAなんかはソフトキャリーが定番だし。
実用派のためのバッグという感じ。

縞々カバンPhotographer iMorpheus

外国人に紛れるので盗難率が低いという話もある。
ただ、布なので、切れば開いてしまうという欠点はあるね。
まあ、布も様々なので、切れにくいタイプもある。

開いた場合は、蓋と容器という形になっているのが多くて、
たくさんの荷物を一室に入れないといけないので、整理整頓がしにくいかも。
その分大きめのものを入れられたり、
服の内側に壊れ物を積めて、耐衝撃をもたせたりと
工夫の余地が大きかったりする。

小さなポケットがいくつかついているタイプもあるので、
小物はそこに整理すると便利だね。

機動性が高いといっても、
やはり街中で引っ張るのは少しめんどいとは思う。
といっても、ハードキャリーよりはずいぶん軽快なのは間違いない。

特殊なタイプとしては、
バックパック式のベルトがついちゃってるのもある。
万能なのか、中途半端なのか難しいところ。
こういうところを見ても、幅広いスタイルを持つバッグだといえるかな。

スーツケース・キャリーケースの選び方

バックパック、自由の象徴…なのだろうか?

バックパッカーという言葉があるように、
自由に足で回りたい人のためのバッグだ。
背負ってればいいので、機動性は最強。

バス停と旅人Photographer Rick McCharles

ただし、防犯性はあきらめよう。
チャックとかボタンなんかで閉めるので、ロックは皆無。
南京錠をつける手もあるけど、気休め程度にしかならない。
大事なものは体に直接つけて、肌身はなさず。
なくしても買えるものだけバッグに入れるのがセオリーだ。

こいつがまたサイズが様々。
もちろん、他のタイプのバッグもいろんなサイズがあるけど、
バックパックのサイズは
背負ったときに身体にダイレクトな負担として跳ね返る。
なるべく小さなものを使う方がいいはずだけど、
バックパックは長期旅行者が使うことが多いせいか、大きくなりやすい気も。

持つのは気合いと根性、というとひどすぎるので、
買うときにはベルトの質とか背中へのフィットの仕方、
風通しなどを重視して選ぼう。
同じ荷物を背負っても、快適性はずいぶん違うよ。
そして、バッグ内は適当に入れるんでなく、重量配置をしっかりとすること。

長期海外個人旅行 旅の持ち物編

身軽な代わりにめんどい点も多い。
でも、ガタガタの田舎道でも泥道でも心配は少ないし、
発展途上国に行くのなら、特に便利かも。
世界一周の旅人なんて、このバッグ以外有り得ないイメージだな。
(世界一周豪華客船とか航空券旅行者は別だ)

ボストンバッグは伝統的でいいねえ、でも…

基本手提げ、せいぜい肩掛けベルト付き、というタイプ。
個人的には片手に古めかしい革のボストンバッグ一つというのは
非常に旅情をそそられて好きなのだ。
好きなのだが、実際には使わないよな~。

赤い靴とカバンPhotographer Nanimo

やはり、荷物が重くなるのに、
持ちやすくする機構があまりないということかな。
その分、出し入れは楽なんだけど。
一泊旅行くらいなら、このバッグもありでしょう。
長期旅行で持っている人は…。
すごくタフな人か、荷物がいらない人か、
あるいは単なる大金持ちですねw

中長期旅としては、マニア向けのバッグという結論にしておこう。

つまるところ、どのバッグがいいのか

これまた、いつもの通り趣味で決まる話ではあるのだが、
ここではソフトキャリーバッグを勧めたい。
安く、軽快で、荷物も入り、泥棒にも目をつけられにくい。
ハードキャリーも壊されるときは壊されるので、そんなに差はないと思うのだ。
それより、海外で気楽に動けるのはなににも代え難いと思う。

同様な意味で、若者ならばバックパックもいい。
完全に身一つになれるので、フットワークは極上だ。

筆者は、過去にスーパー特売品のソフトキャリーをたまたま見つけ、デザインを気に入って衝動買い。
そのまま愛用してたりする。
石畳をガタガタ、ぼこぼこアスファルトをゴットンとかしてるんだが…。
ブランドものでなくても何年も保つもんだなあ。
それとも、無銘のブランドを引き当てたのか?

とはいえ、次回購入することがあったら、欧州の石畳でも楽そうな、
タイヤ径の大きなソフトキャリーが欲しいなあ。

なんて感想を書いたところで、今回はここまで。


写真素材利用元:everystockphoto


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