モアイというと、口からリングを吐く敵役…。
とかいう古いネタは置いておいて、イースター島。
かなり有名な神秘の島という感じであろうか?
同時になかなか行けない遙か彼方の観光地。
今回はここイースター島を紹介しよう。
冒頭の冗談に戻ってしまうが、
モアイというものを初めて認識したのは、
コナミの有名シューティングゲームであるグラディウスだったように思う。
インパクトのある石像が記憶に残り、
その次にイースター島にあるんだということを知ったんだった。
小さな南海の孤島に、不思議な石像だけたくさん並んでいる。
写真などを見ても、とても旅情をそそられたもんだ。
でも、ここって本当に遠いよね。
地球上で一番他の陸地から孤立した島、らしいです。
ということで、まずは行き方から。
世界一の孤島にはどうやって、いくらで行けるのか?
イースター島への直行便は当たり前のようにない。チリのサンティアゴか、タヒチまで行って、
そこからランチリ航空で行くことになるみたい。
どちらも大観光地で、
イースター島にさらに時間をかけるのがもったいないような気もするくらい。
それくらいでないと、絶海の孤島観光なんて無理なのかも。
まずは、サンティアゴとタヒチにどうやって行くか、
日時を8月15日~29日と仮定して、エクスペディアで調べてみた。
サンティアゴ往復
往復料金\207,250
往路
エアカナダ AC 4
成田17:30→バンクーバー10:15
フライト時間8h 45m 乗り継ぎ時間3h 45m
エアカナダ AC 102
バンクーバー14:00→トロント21:25
フライト時間4h 25m 乗り継ぎ時間1h 15m
エアカナダ AC 92
トロント22:40→サンティアゴ10:20
フライト時間10h 40m
エアカナダ AC 4
成田17:30→バンクーバー10:15
フライト時間8h 45m 乗り継ぎ時間3h 45m
エアカナダ AC 102
バンクーバー14:00→トロント21:25
フライト時間4h 25m 乗り継ぎ時間1h 15m
エアカナダ AC 92
トロント22:40→サンティアゴ10:20
フライト時間10h 40m
復路
エアカナダ AC 93
サンティアゴ19:30→トロント05:35(+1日)
フライト時間11h 5m 乗り継ぎ時間4h 25m
エアカナダ AC 105
トロント10:00→バンクーバー11:54
フライト時間4h 54m 乗り継ぎ時間1h 46m
エアカナダ AC 3
バンクーバー13:40→成田15:20(+1日)
フライト時間9h 40m
エアカナダ AC 93
サンティアゴ19:30→トロント05:35(+1日)
フライト時間11h 5m 乗り継ぎ時間4h 25m
エアカナダ AC 105
トロント10:00→バンクーバー11:54
フライト時間4h 54m 乗り継ぎ時間1h 46m
エアカナダ AC 3
バンクーバー13:40→成田15:20(+1日)
フライト時間9h 40m
タヒチ往復
往路料金\169,080
往路
ニュージーランド航空 NZ 90
成田18:30→オークランド08:20
フライト時間10h 50m 乗り継ぎ時間7h 0m
ニュージーランド航空 TN 314 | 運航会社 : エアタヒチヌイ
オークランド15:20→パペーテ22:10
4h 50m
ニュージーランド航空 NZ 90
成田18:30→オークランド08:20
フライト時間10h 50m 乗り継ぎ時間7h 0m
ニュージーランド航空 TN 314 | 運航会社 : エアタヒチヌイ
オークランド15:20→パペーテ22:10
4h 50m
復路
ニュージーランド航空 TN 315 | 運航会社 : エアタヒチヌイ
パペーテ07:50→オークランド11:45
フライト時間5h 55m 乗り継ぎ時間20h 55m
ニュージーランド航空 NZ 99
オークランド08:40→成田16:50
フライト時間11h 10m
ニュージーランド航空 TN 315 | 運航会社 : エアタヒチヌイ
パペーテ07:50→オークランド11:45
フライト時間5h 55m 乗り継ぎ時間20h 55m
ニュージーランド航空 NZ 99
オークランド08:40→成田16:50
フライト時間11h 10m
サンティアゴに行くだけで、往復とも30時間。
タヒチは楽かと思ったら、行きは23時間、帰りはなんと38時間!
どちらも楽じゃないなぁ。
そこから先はスカイスキャナーで調べてみた。
サンティアゴ経由
往復料金\149,006
ラン航空
往路(8月19日)
サンティアゴ9:05→イースター島13:00
フライト時間5時間55分
復路(8月25日)
イースター島13:25→サンティアゴ20:15
フライト時間4時間50分
往路(8月19日)
サンティアゴ9:05→イースター島13:00
フライト時間5時間55分
復路(8月25日)
イースター島13:25→サンティアゴ20:15
フライト時間4時間50分
タヒチ経由
往復料金\70,477
往路(8月18日)
ラン航空 + エアタヒチヌイ
パペーテ1:50→イースター島12:15
フライト時間6時間25分
復路(8月25日)
イースター島23:30→0:40(+1日)
フライト時間5時間10分
ラン航空 + エアタヒチヌイ
パペーテ1:50→イースター島12:15
フライト時間6時間25分
復路(8月25日)
イースター島23:30→0:40(+1日)
フライト時間5時間10分
やはり、タヒチ経由が有利。
しかし、タヒチからの直行便は曜日が限られていて、
経由便だと二回乗り換え38時間とかなったりするので、
計画はきちんとしないと大変。
しかしまあ、よほど暇がないと、行って帰るだけの旅になりそう。
普通は一生に一回行くか行かないか、
(というか、大抵は行かない)地だということだな~。
それだけ時間かけてどんなものが観光できるんだろう?
やはり基本はモアイ。900体ものモアイが島中に点在している。
といっても、ほとんどのものは倒れていて、
立っているのは限られている。
一番壮観なのは、アフ・トンガリキというポイント。
なんと、15体ものモアイが並んで立っている。
しかもだ、これらのモアイはかつては倒れていたのを、
日本は高松の企業タダノが無償で修復・復活させたのだとか。
さすがは日本!
史上最大の作戦~アフ・トンガリキ復興プロジェクト
他にもいろいろあるのかな?
アナ・カイ・タンガタという、かつて食人があった時代の洞窟がある。小さな洞窟であるが、中で食人儀式があったりしたよう。
鳥人信仰儀式のためのオロンゴという場所も。
そして、巨大カルデラのラノ・カウといったところか。
数あるモアイを見て回ったり、退屈する事はないと思う。
しかし、ここではあくせく観光して回ることはない。
この島はいわゆるビーチリゾートではないけど、
世界に二つとない島として、神秘に浸りつつまったり過ごすのが正解に思えるなあ。
世界一周ふたり旅 イースター島(EASTER ISLAND)
何でこんなにモアイがあるのさ?
人と文明の不思議さと、自然破壊の怖さが全部関わっているそうな。大昔、イースター島に住み着いたのはポリネシア系の人たち。
その頃には、島中が豊かな森に覆われていて、
食べ物も豊富だったそうな。
1日暇の多い生活をしていた彼ら。
だんだんと、信仰にはまるようになっていった。
その信仰対象がモアイなのだ。
暇なもんだから、競って大小形さまざまなモアイを作った彼ら。
重機なんかあるわけもなく、すべて人力。
石切場からモアイを運ぶには、
豊富な木を切り、丸太の上に載せて運んだよう。
『木なんていくらでもある』と思っていたんだろうな。
ところが、木を派手に伐採していくと、自然が牙をむく。
大地の保水力がなくなり、養分も減り、
だんだんと森がなくなってきたのだ。
ここでやめればいいものを、かえって過熱していってしまう。
お互いに戦争して、負けた側のモアイを倒したり、なんやらかんやら。
そうこうしているうちに、島中の木は全滅し、
文明自体崩壊してしまったんだそう。
今でも、ほとんど草しか生えていないイースター島。
石油文明の我々にもなんだか身につまされる話だ。
さて、イースター島グルメは何だ!
いつものごとく、食べ物の話題。チリ領らしく南米っぽいけど、島らしく海鮮が多いそうな。
特にマグロ料理が食べられるというのは、日本人向きだ~。
名物はエンパナーダとセビッチェ。
エンパナーダとはピロシキみたいな感じの南米料理。
パイ生地っぽい中に肉野菜を詰めてるのが普通らしい。
でも、イースター島では魚介類がたっぷり入っているそう。
セビッチェは生魚と生野菜をレモンで味付けした料理。
ペルーの有名料理と基本同じだけど、味は微妙に違うそう。
これも日本人向き!
イースター島・お食事編
イースター島の食事
その他にも、各国料理店や日本料理店まであるみたい。
食べものには困らないと思う。
イースター島観光をまとめると
やはりモアイにつきるかな。海と山の景色に癒されつつ、文明崩壊の不思議を堪能する。
タヒチ経由で行って、両方滞在すれば、どちらも島なのに、
雰囲気のあまりの違いに驚くこと間違いなし。
でも、どちらも堪能しようと思ったら、
二週間でも足りなかったりして…。
ではでは、今回はこんなところで。
写真素材利用元:everystockphoto
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